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株式会社 Plus One

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●経営理念
お客様、Staff、取引先、地域が、ちょっとでも幸せになる事業を提供する。

この理念は、もともと当社の店舗の一つである「foleclo」のコンセプトとして生まれたもので、当社のお店に関わる人々が幸せになるように、という想いが込められています。単に利益を追求するのではなく、「三方よし」にも通じる、関わるすべての人々を大切にする考え方を事業の根本としています。

社員数50人以下 人柄重視

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【導入・活用事例インタビュー 株式会社Plus One】 応募者層が20代から50代へ拡大!会社のファンを増やし、ブランディング資産となるインタビュー記事の活用

茨城県鹿嶋市を中心に、個性豊かな飲食店を複数展開する株式会社Plus One。「一番の求人広告は魅力的な店舗そのもの」と考え、従来の掛け捨て型求人広告に疑問を抱いていた代表の久保さんは、イバキャリの記事掲載を単なる「募集広告」ではなく、「何十年も使える会社の資産(ブランディング)」として位置づけました。 導入後、応募者の年齢層が20代から50代まで一気に広がり、店舗間のつながりを示したことで「この会社で働きたい」という質の高いマッチングを実現したり、HPにイバキャリの記事を掲載したところ、今までほとんどなかったHP経由での応募も出てきました。経営者が最も注力すべき第2領域(緊急ではないが重要な未来の仕事)を形にするツールとして、なぜ記事制作が圧倒的な費用対効果を生み出すのか。イバキャリを活用いただいている株式会社Plus Oneの代表である久保さんに、学生ライターの鈴木がインタビューを行いました。導入前:求人の費用対効果と求職者とのマッチングの悩み鈴木:改めてになりますが、まずは会社名と展開されている事業内容から教えていただけますか?久保氏:株式会社Plus Oneです。茨城県鹿嶋市で飲食店を複数店舗運営しています。鈴木:今回はイバキャリの記事を活用していただいている事例としてお話を伺いたいのですが、導入前、採用活動においてどんな悩みや課題を感じていらっしゃいましたか?久保氏:一番の課題は「費用対効果」ですね。求人広告って、掲載費を払って出したからといって人が来る保証はないじゃないですか。鈴木:そうですね。先行投資のような側面がありますよね。久保氏:応募が来なくても月額の掲載費はしっかり引かれる。しかも12月に辞めて1月から探す人とか、3月の年度末に辞めて4月から探す人とか、ボーナスをもらってから動く人とか、時期によって求職者の動きが全然違う。鈴木:季節変動も大きくて、効果測定が非常にしづらいですよね。久保氏:そう。お金をかけたからといって集まるわけじゃない。「だったら無料の媒体でもいいんじゃないか」ってなる。それに、応募数も大事だけど一番大事なのは「採用できた人数」と「マッチング」。うちのスタンスに合わない人が大量に来ても意味がない。そこが一番どうすればいいんだと悩んでいた部分でした。鈴木:以前は、自社の想いや店舗のストーリーを発信するような取り組みはあまりされていなかったんですか?久保氏:あんまりやっていなかったですね。というより、私はずっと「一番の求人広告は店そのものだ」ってスタッフに言っていたんです。お店に来てくれたお客様が「ここで働きたい」と思ってくれるような魅力的な店を作れば、求人に困らないでしょと思っていました。鈴木:ディズニーランドのキャストを見て「私もここで働きたい」と思うような感覚ですね。久保氏:まさにそれです。スタッフが楽しそうに働いている空気感が一番の求人広告だと思っていたんです。ただ、それだと現場のチーム状態が少しでも落ちたときにダイレクトに影響が出るんです、「普通のお店」に見えるか「魅力的なお店」に見えるかの違いって、スタッフの空気感も含めて非常に小さい違いなんです。導入後:会社への理解度の向上や応募者層の拡大鈴木:イバキャリの記事を公開してみて、応募者の反応や採用の質に変化はありましたか?久保氏:記事を読んで、当社の考え方を分かって共感した上で来てくれる人の割合が明らかに増えましたね。採用率や定着率にも良い影響が出ています。鈴木:事前に深く理解して来てくれるようになったと。久保氏:面白い出来事もありました。記事を読んでお店に行って、「ああ、なるほどな」と納得して応募してくる人がいるんです。この前あったのは、「一休(お店紹介記事:https://ibaraki-career.com/stories/9)」に応募してきた人で、もともと「Espresso D Works(お店紹介記事:https://ibaraki-career.com/stories/4)」に行ったことがあった人がいて、記事を読んだら一休も同じPlus Oneの系列だと知ったらしいんです。鈴木:Espresso D Worksと一休のつながりが、記事を通じて認知されたんですね。久保氏:そう。その人は「Espresso D Worksは若いスタッフが多いから自分には合わないかな」と思っていたんだけど、一休も同じ会社だと知って店舗に行ってみたら、「やっぱり同じ会社の空気感がある、この会社なら働きたい」と思って応募してくれたんです。鈴木:単一店舗のファンから、「Plus Oneという会社全体のファン」になってくれたわけですね。久保氏:ホームページに店舗一覧が並んでいるだけだと、「へえ、ここも同じ会社なんだ」で終わっちゃう。でも記事があることで、お店同士が一貫した考え方でつながっていることが伝わるし、安心感と信用度がまるで違うんです。鈴木:応募される方の属性や年齢層にも変化はありましたか?久保氏:もうね、だいぶバラバラになりました(笑)。もともとはママさんの層が多かったんだけど、今は20代の独身から50代の方まで幅広く来るようになりました。Espresso D Worksなんて、以前は30代後半までで50代の応募なんて年に1人いるかいないかだったのが、普通に応募が来るようになりました。鈴木:年齢の幅が一気に広がった要因は何だったんでしょう?久保氏:記事によってグループ全体の厚みが見えたことで、「若い人たちだけで固まっている会社じゃないんだ」という安心感が生まれたんだと思います。特に上の世代の方ほど、応募前に記事をしっかり読み込んでくれていますね。鈴木:今までになかった事例も出てきているんですよね?久保氏:はい。今までは基本的に求人媒体からの応募が多く、HPを見て応募してきてくれる方は少なかったです。ただ、記事を制作してもらい、HPに掲載してからはHP経由での応募や「HPの記事を見ました」と言ってくれる応募者の方が増えてきましたね。記事制作を依頼してよかったこと:経営者が最もやるべき仕事を、最小の時間で形にする鈴木:記事制作を外部に依頼して良かったと感じる点はありますか?久保氏:文章を自分で書かなくていいこと、そして制作にかかる自分の拘束時間が圧倒的に短いことですね。鈴木:自分で一から文章を書くとなると、膨大な時間がかかりますもんね。久保氏:社長なんて普段は問題解決か未来のことばかり考えているから、過去の歴史や当時の考えを思い出して文章にまとめろと言われても、面倒くさくて後回しにしちゃうんです。私は仕事には4つの領域があると思っています。第1領域:緊急かつ重要(日々のトラブル、判断)第2領域:緊急ではないが重要(未来の戦略、理念の明文化、ブランディング)第3領域:緊急だが重要ではない(日々の雑務)第4領域:緊急でも重要でもない久保氏:経営者が絶対に時間を割かなきゃいけないのは、未来の種まきである「第2領域」であると私は思っています。でも第2領域は緊急性がないから、どうしても後回しになる。イバキャリのインタビューは、対話形式で質問に答えるだけで、私の頭の中にあった過去の歴史や想いを引き出して文字化してくれる。第2領域の重要業務を最小の時間で達成できるのは、経営者にとってものすごく価値が高いと感じています。記事の活用方法:制作した記事を一生使える資産として活用する鈴木:今回、記事1本2.5万円という価格設定で制作させていただきましたが、費用対効果の面はどう捉えていらっしゃいますか?久保氏:これはですね、発注する側の経営者が「どう使うか」のイメージを持っているかどうか次第で、価値が変わると思うんです。鈴木:久保さんはどのようなイメージを持たれているんですか?久保氏:当社の場合は、お店の歩みや歴史、理念という「変わらないもの」を書いてもらいました。これって10年後も20年後もずっと使えるわけです。1本2.5万円だとしたら、10年使えば1年あたり2,500円、月額にしたら約200円になります。鈴木:月額200円でずっと使えるツールになるということですね。久保氏:そうなんです。通常の求人広告は「その月にお金を出して、その月で終わる」「良い人が来てくれることもあるけど、来ないこともある」という単月勝負です。でも今回の記事は、一度仕入れたら価値が目減りしない「資産」と同じであると私は考えています。鈴木:1回の募集で終わらせず、長期で回収していく考え方ですね。久保氏:いつ回収できるかは自社の活用次第だけど、価値が減らないものだから確実に回収できる。社内資料にしてもいいし、名刺やショップカードにQRコードを貼ってもいい。使い道が明確なら、1本10万円でも安いと感じるはずです。だから発注する側も「どうやって長く使い倒すか」を一緒に考えるのが大事ですよね。インタビュー形式のメリット:第三者インタビューだからこそ生まれる読みやすさと信頼鈴木:インタビュー形式の記事が適していた部分はありましたか?久保氏:自社でオフィシャルな文章を書こうとすると、どうしてもきちんとした硬い文章になっちゃうんです。企業として出す以上、適当なことは書けないから重くて深い文章になりがちなんです。鈴木:公式HPのメッセージなどは、どうしても構えてしまいますよね。久保氏:でも、当社への応募者や当社のスタッフはアルバイトがメインです。正直硬い文章なんて誰も読みません。その点、外部のインタビュアーが入ってくれた記事なら、当社からの公式発信じゃないから、いくらでも軽快で読みやすいトーンに崩せる。ふわっとしたニュアンスも、対話形式なら自然に伝えられる。鈴木:読者目線に合わせたトーン調整ができるということですね。久保氏:あと一番大きいのは、第三者目線による信頼感だと思います。現代の人たちって情報リテラシーが高いから、企業が自分でアピールしているPR文は「本当か?」って疑うと思います。実際私も疑うことがあります(笑)。でも、実際に取材した第三者の視点やスタッフの生の声が入っていると、一気に信憑性が増す。お客さんが口コミを参考にするのと全く同じ心理ですよね。今後の展開:新店舗のメイキングや「理念浸透の社内テキスト」としての活用鈴木:今後、イバキャリで取り組んでみたい記事のテーマや活用法はありますか?久保氏:新店舗をつくるとしたら、それができるまでのメイキングや、社員一人ひとりのこれまでの葛藤・やりがいを掘り下げる記事はやってみたいですね。事業を立ち上げる際の一例として残しておけば、10年後に入ってきたスタッフが見ても「こうやって店ができたんだ」と歴史を追体験できる。鈴木:過去の写真アルバムのように、社内にずっと残るフックになりますね。久保氏:そう。スタッフによって響くポイントは違うから、いろいろな角度のエピソードを散りばめておけば、どこか一つに共感して「ここで社員になろうかな」「新しい挑戦をしてみようかな」と思ってくれるかもしれない。鈴木:採用だけでなく、インナーブランディングや理念浸透のツールにもなっていくんですね。久保氏:ちょうど今、当社でもスタッフ全員に配る経営計画書のような冊子を作ろうとしているんだけど、自分で書くのは本当に大変で進まない(笑)。インタビューを通じて経営者の考えを可視化してもらう作業は、理念を社内に浸透させる最高のツールになると思う。最後に:「求人広告」という枠を超えて活用してほしい鈴木:最後に、イバキャリの導入を検討している企業様に向けての言葉も含めて、イバキャリの活用について一言お願いします。久保氏:「求人広告の代わり」という狭い枠だけで考えない方がいい、と私は思います。単なる使い捨ての募集記事として捉えたら、費用対効果は見えにくいかもしれません。でも、自社のブランディング、社内方針の共有、歴史のアーカイブ、名刺やHPとの連動など、使い道はいくらでもあります。鈴木:企業のアイデア次第で、活用の幅は無限に広がりますね。久保氏:「こんな使い方できないか?」というアイデアを、どんどん鈴木くんにぶつけてみるのが一番いいと思います。経営者の頭の中の価値ある想いを、最小の労力で「腐らない資産」に変えてくれる。自社に専任のライターがいない企業にとっては、間違いなく強力な武器になると思います。鈴木: インタビューは以上になります。お忙しいところお時間をいただき、本当にありがとうございました!久保氏: はい、ありがとうございました!インタビューを終えて求人広告の枠を超え、記事を「10年以上使える会社の資産」と捉えて活用している久保さんの視点は、まさに採用とブランディングの本質を突いていると思いました。自社発信では出しにくい生々しい想いや空気感を第三者視点で言語化することで、店舗のファンや店舗への応募を「会社全体のファン」や「会社全体への応募」へと変化させ、年齢層を超えた共感採用を生み出す。イバキャリが目指す「企業の価値を永続的な資産に変える伴走」を体現していた取材だったのではないかと考えます。 

採用現場から TOPインタビュー
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投稿日: 2026.08.28
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【お店紹介】「会社の原点はここにある」―― Plus Oneの経営の根幹を作った、カフェ「foleclo」での苦労と気づき

 茨城県鹿嶋市にあるカフェ「foleclo(フォリクロ)」。 地元で愛されるこの店は、株式会社Plus Oneにとって単なる一店舗ではありません。代表の久保様が挫折を味わい、学び、そして現在の「スタッフ第一主義」という考え方へと至った、まさに株式会社Plus Oneという会社の原点でした。 学生ライターの鈴木がインタビューさせていただきました。「一から店を作りたい」という想いから始まった、未経験の挑戦鈴木:本日はよろしくお願いします。今回はPlus Oneさんの原点である「foleclo」について伺います。そもそも、なぜカフェだったのでしょうか?久保氏:よろしくお願いします。実は、カフェなんてやったことなかったんですよ(笑)。当時は「一休(詳細は別記事)」を継いで数年経った頃で、「一から自分で店を立ち上げてみたい」という強い想いのようなものがありました。そんな時に親戚の税理士事務所が建つことになり、その1階で店をやらないかとお声がけいただいたのが始まりです。鈴木:修業中だったため、一度はお断りされたんですよね。久保氏:はい。でも震災の後にたまたま空きが出たと聞いて、「やります!」と即答しました。何をやるか悩んだ末、「カフェ飯」という言葉が流行り始めた頃だったので、「カフェならパスタも丼ものも何でもありじゃん」という、今思えばかなり安易な発想でカフェに決めました(笑)。鈴木:未経験でのオープン、現場は相当混乱したのではないですか?久保氏:前にその場所でやっていたお店のスタッフの方々を引き継がせてもらったんですが、僕が一番の新人みたいな状態でした。クーラーのスイッチすらどこか分からない状態でした。「僕がオーナーになったけれど、ここは僕の場所ではなくて、この子たちの場所に僕が来たんだな」と痛感しました。だからこそ、まずはスタッフの信頼を得るために、今日は誰にどんな話をしようかと、一人ひとりへの声掛けを緻密に計算して営業に入っていました。けっこう大変でしたよ(笑)。「俺が原因だった」―― 廃業の危機が教えてくれた経営の本質鈴木:オープン当初は順調だったのでしょうか。久保氏:最初の3ヶ月こそ「ご祝儀」みたいな感じで売れましたが、半年後にはもう潰れそうでした。「一休」のやり方が全く通用しなかった。当時は「一休からお金を持ち出すことになったらこの店は辞めよう」と決めていたので、本当に後がありませんでした。鈴木:そんな状況からどうやって立て直したのですか?久保氏:知り合いの社長に誘われて行った勉強会が転機でした。そこで講師をしていた方が僕と同い年で、同い年の彼が100人以上の前ですばらしい講演をしている一方で、自分は店を潰しかけている。その情けなさと悔しさに打ちのめされました。「足りないのはお金じゃなく、自分自身の学びだったんだ」と気づかされたんです。鈴木:経営者としての意識が根本から変わったんですね。久保氏:そうですね。それまでは、お恥ずかしながら「売上至上主義」や「自分がお金持ちになりたい」という考えでした。でも勉強を重ねるうちに、経営の目的が「お金」から「スタッフが楽しく明るく働ける場所を作ること」に変わったんです。僕の商売の原点は一休ですが、会社の原点は間違いなくこのfolecloの苦労時代にあります。「相手だったら」を考える鈴木:その気づきから、教育に力を入れ始めたのですね。久保氏:はい。当時は売上の5%、年間で200万〜300万円くらいを研修費に注ぎ込んでいました。「仕事を通じて人生を豊かにしてほしい」と伝え続け、知識が増えれば選べる人生の選択肢が増えるという話を何度もしました。「仕事」って、例えば出勤の時間や仕事のために早く寝るときなど、実際に仕事をしている以外の時間とかも合わせると、本当に人生の大半の時間を費やしていると思っています。そんな人生の大半の時間を豊かなものにしてほしいと考えています。鈴木:その研修や教育の中で、久保様が最も大切に伝えてきたことは何ですか?久保氏:結局、仕事も人間関係もすべては「自分が相手だったら、どう思うか」という一点に尽きると思うんです。例えば、料理が少し遅れたときに「遅くなってすみません」と一言添える。自分がお客様だったら、その一言があるだけで全然気持ちが違うじゃないですか。それを、スタッフに対しても、お客様に対しても、業者さんに対しても、徹底して想像することを伝え続けました。鈴木:「相手の立場に立つ」というのは簡単そうで、実は一番難しいことですよね。久保氏:そうなんです。「誰かのために」という気持ちだと、「誰々のためにやったのに」という考えになってしまいがちです。だからこそ「自分がどうするか」という独りよがりな基準ではなく、「その人だったらどう感じるか」を考え抜く。このマインドは徐々に組織内にも浸透してきています。鈴木:その成果が、成果が、2021年の店舗移転・一時休業の際に現れたと伺いました。久保氏:建物の契約満了で、一度店を閉めることになった時、コロナ禍も重なり、スタッフに「残るか辞めるか決めてほしい」と一人ずつ面談をしたところ、誰一人辞めなかったんです。正直、半分くらいは辞めてしまうだろうと覚悟していました。これは、「スタッフ第一主義」「スタッフが働きやすい環境づくり」をかかげてきた成果が少なからず出たのではないかと自信になりました。今後の展望について鈴木:現在の新しいフォリクロは、スタッフの方が自ら設計に携わったそうですね。久保氏:2024年に再オープンする際、昔からいるスタッフ2人に任せました。壁の色、床の色、照明、メニュー開発まで。大手では経験できない「自分たちの店を作る」というチャレンジをさせてあげたかった。結果、僕だったら考えもしなかった素敵なソファや照明が並ぶ、素晴らしい店になりました。鈴木:これからのfolecloは、どのような存在になっていくのでしょうか。久保氏:ここを会社の中の「教育の最先端」にしたいと考えています。単に作業ができるだけでなく、「心が伴った仕事」ができる人を育てる場所です。folecloのサービスを経験すれば、どの店に行っても通用する。そんな高いマインドとスキルを持った人を輩出する教育機関にしたいですね。鈴木:「ホールのサービスは料理をより美味しくも、まずくもできる」というお話も印象的でした。久保氏:そうなんです。ホールの仕事は気軽にできちゃうけれど、一流を突き詰めるとすごく難しい。本当のプロフェッショナルとして、どこに出しても恥ずかしくないサービスを提供できる人をここで育て、Plus One全体の質を底上げしていきたいと思っています。インタビューを終えて当然ながら「組織」というものは「人」で構成されています。なので、組織のメンバーたちがどのように働くのか、活動するのかという部分が組織を運営するにあたって非常に重要になってきます。人の考え方や行動を変えることは非常に難しいですし、時間がかかります。とくに、自分の向いている方向に無理やり向かせようとすると、他人を変えることなど不可能に近いと思います。しかし、話を聞く限り代表の久保さんは、本当に「従業員の方々の人生」を思って、教育や研修を行っていました。それは思っているよりも難しいことだと思いますが、そういった部分を妥協せずに行っているからこそ、お店が久保さんの価値観に共感する方々であふれているのではないかと考えました。また、インタビュー時には近くに従業員の方がいたのですが、「久保さんが教育や研修を通してよく言っていること」を尋ねた際に、すぐに答えていらっしゃったことが非常に印象に残っています。久保さんの考えや価値観がしっかりと浸透しているんだなぁと感じました。

創業ストーリー TOPインタビュー
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投稿日: 2026.03.25
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株式会社 Plus One

【お店紹介】鹿島神宮の玄関口で「間」をデザインする。ジューススタンド「縁側」が Plus One にもたらす、目に見えない「サポート」という正義。

鹿島神宮の第一駐車場。参拝客が最初に目にし、最後に立ち寄るその場所に、小さなジューススタンド「縁側(えんがわ)」はあります。運営している株式会社Plus One代表の久保氏が抱く「原風景」と、組織を裏側から支える「役割」の形を追いました。イバキャリ学生ライターの鈴木が、インタビューから執筆までを行っております。「縁側」の心地よい空間の再現鈴木:本日はよろしくお願いします!まずは「縁側」というお店が始まった経緯と、その名前に込められた想いを教えてください。 久保 始まったきっかけは、鹿島神宮の駐車場のところにテナントが立つことになって、出店のお声掛けいただいたことでした。もともといっぱいテナントがあった場所を一度全部なくして、新しく作りますというタイミングでお誘いいただいたんです。鈴木:鹿島神宮の「玄関口」という非常に重要な場所での出店ですよね。 久保:そうですね 。店名の「縁側」というのは、僕が子供の頃に見ていた田舎の「家の縁側」がコンセプトになっています。昔の家って、畑仕事から帰ってきた人が、長靴を脱がずにそのまま縁側に腰掛けて、お茶を飲んで一服する...そういう風景があったじゃないですか。家の中というプライベートと、外というパブリック(公の場)の、ちょうど境界線にある「間(ま)」ですよね。鈴木:参拝の前後で、ふと一息つきたいタイミングに重なりますね。 久保:まさにそうです。神宮の奥にある「湧水茶屋一休」(詳細は他の記事をご覧ください)が、ゆっくり座って食事を楽しむ「奥座敷」だとしたら、ここは入り口にある「縁側」。参拝前の高揚感や、参拝後の心地よい疲れを、美味しい飲み物と一緒に整理してもらうための「間」を、いい時間にできたら素敵だなと考えています。展示会で出会った「本気ジュース」のストーリーに共感鈴木:提供されている「本気ジュース」についても伺わせてください。これは最初からこの商品で行こうと決めていたのですか? 久保:最初の出会いは展示会だったんですよ。そこで「本気ジュース」をやっているマス久本店さんというメーカーを見つけて、試飲をしたらおいしいなと思いました。専務さんから説明を聞いたら、すごく良いストーリーがあったんです。鈴木:展示会での出会いから、久保様が直接アプローチされたんですね。 久保:はい。その場で「うちやりたいです」って言いました。本来そこは、自然栽培で数が少ないから、本当に共感してくれる人にだけ売りたいという想いがあって、エントリーシートなどの選考に受からないと取引できないんです。でも、その場で伝えた熱意を気に入ってくださったのか、「久保さんだったら卸します」と、僕はエントリーシートも何も書かずに取引が始まりました。鈴木:まさに久保様の「共感」が道を切り拓いたんですね。 久保:今では実際にスタッフを連れて高知のゆず農家さんまで視察に行かせてもらったり、新作が出る前にサンプルを送っていただいたりと、12、3年という長いお付き合いをさせていただいています。縁側では、商品をテイクアウトで提供しています。テイクアウトは、飲食店と違って日常の空間で飲まれるものだからこそ、湧き水との配合を1cc単位で調整し、一口飲んだ瞬間に「本物だ」と伝わるクオリティを追求しています。売上では計れない「サポート」という役割の価値鈴木:「縁側」はグループ全体の裏方作業も担っているというお話がありましたが。 久保:はい。実は「縁側」はグループの中で売上規模としては一番低いんです。でも、社内の位置づけとしては「サポート」という大きな役割を担っています。例えば「湧水茶屋一休」のあんこを作ったり、そばを打ったり、「Espresso D Works」(詳細は他の記事をご覧ください)のパスタソースを仕込んだり、ドリンクカップに貼るシール貼りの内職をしたり...他店のサポートを縁側でいろいろやっているんです。鈴木:他店の大変な「裏方作業」をすべて引き受けているんですね。 久保:これ、組織をつくっていく上で凄く大事だと思っていて、飲食業界ってどうしても「売上が高い店舗が偉い」という空気になりがちですが、売上の低い「縁側」が他店を笑顔で助けている姿を見せることで、社内に「感謝のループ」や「助け合う文化」が生まれるんです。鈴木:組織全体の文化をこのお店が支えているんですね。 久保:そうですね。自分の利益より先に、相手を助けるという「見えない部分」を大事にしたい。働いている人たちが一番気にしているのは、社風や人間関係といった「見えない部分」ですから。その発信源として、縁側は大きな役割を担っているんです。「人」の尊さを守りながら、仕組みへとつないでいく鈴木:今、縁側を担当されているスタッフの方も、非常に前向きに仕事に取り組まれているようですね。 久保:彼女は本当にスペシャルですね。仕事へのエネルギーは人一倍あり、他人や他店のサポートを楽しんでできるような人です。他店の仕込みも「大変そうだから私にちょうだい」と自らもらってきたり、僕がまだ許可していないのに自分でそば打ちを練習してしまったり(笑)。そんな彼女のキャラクターがあるからこそ、今の「サポートの文化」ができています。鈴木:今後の課題としては、どのようなことをお考えですか。 久保:今は彼女という特定の個人に頼っている部分が大きいですが、今後はチームや「仕組み」で同じことができるように変えていかなければならないと思っています。属人性から脱却して仕組み化することは、いい文化を長く続けるためのうちの課題ですね。これからも鹿島の玄関口で、この「間」と「想い」を大切に守り続けていきたいです。インタビューを終えて株式会社Plus Onの中で、「縁側」というお店がどれほど大きな存在であるかを認識するインタビューになりました。組織には様々な役割があり、様々な価値の出し方があります。そのときに重要なのが、数字などの目に見えている価値だけでなく、まだ目に見えていないような無形の価値にも目を向けることだと思います。とある有名な評価ツールでは、評価の視点として「財務の視点」「顧客の視点」「社内業務プロセスの視点」「学習と成長(組織)の視点」の4つの視点があると言われています。詳細は長くなるため、ここでは書きませんが、このように評価や価値の出し方を様々な視点で多角的に見ていくことで、今回のようなお店の価値だけでなく、組織を構成している人それぞれの価値や重要性を見出すことができるのではないでしょうか。

創業ストーリー TOPインタビュー
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投稿日: 2026.03.16

募集 募集

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メンバー メンバー

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事業内容 事業内容

主に以下の4店舗とサッカースタジアムの売店を含む飲食事業を展開しています。

●湧水茶屋 一休
神宮の境内の湧き水を使ったお蕎麦やお団子などの食事と甘味を提供する歴史ある店舗です。湧き水を活かした商品が特徴です。

●縁側
神宮駐車場にあるジューススタンドで、鹿島神宮の湧き水と自然栽培・国産の果物を使用した「本気ジュース」を提供しています。「神宮に立ち寄るまでや立ち寄った後の「間」を過ごす」というコンセプトのテイクアウト専門店です。

●ESPRESSO D’WORKS KASHIMA
都内の人気ベーカリーカフェのフランチャイズです。都会的で非日常的な空間でのランチや小麦:水=100:100の食パン「ワンハンドレッド」も提供しています。

●foleclo
「素敵な空間で素敵な時間を過ごす」ことをテーマとしたカフェで、ランチ、アフタヌーンティー、ドーナツ、ケーキなどを提供しています。もともと当店の店舗理念が現在の経営理念の元となりました。

その他
地元の生産者や業者と連携したギフト商品の販売(お歳暮セットなど)もたまに行っています。

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想い 想い

◆時間の提供
お客様は料理を食べに来ているだけではなく、一緒に行く人との「時間を過ごしに来ている」ため、飲食の仕事は「時間と空間の提供」であると考えています。なので、お客様に対しては、「最高の時間を提供する」と全スタッフが心掛けています。

◆スタッフ第一主義
会社というよりかは、経営者としてスタッフ第一主義を掲げており、お客様を大事にしてくれる現場のスタッフが、明るく楽しく働ける環境を整えることを意識しています。

◆働く姿勢の重視
「やろう」「やってみよう」という意欲を持って仕事に取り組む姿勢を評価しており、それが将来の成長に繋がると考えています。

◆女性の活躍推進
多くの女性が経済的に自立でき、長く活躍できるような人生設計が組めるような会社を目指しています。

想い写真

ここがポイント! ここがポイント!

スタッフは、自分のことよりも周りのことや相手のことを考えて行動する「思いやり」を持っており、チームとして助け合う文化が根付いています。仕事に取り組む姿勢として、「やろう」「やってみよう」という意欲を非常に重要視しています。熱い想いややる気の中にも謙虚さを持ち合わせているスタッフが多く 、この高い意識と協調性が職場の質を保つ原動力となっています。
採用においては、その方の人間性を重視し、熟考のうえ、選ばせていただいております。たとえ人が足りていない状況であっても、会社としての基準や想いに沿って採用することを心掛けています。このように採用に力を入れているため、人間関係のトラブルや接客での問題が少なく、スタッフがお仕事に集中できる安定した組織を作ることができています。
当社のスタッフ(アルバイトを含む)は女性比率が90%以上と極めて高く、社員は全員女性です。経営者としては、様々な女性が経済的に自立し、長く活躍できるような人生設計が組める会社を目指しています。また、主婦の方々の経験(家事の経験など)は飲食事業において強みになると考えており、その能力を活かせる環境を提供しています。なので、スタッフにも多くの主婦の方が在籍しています。