株式会社 Plus One

【お店紹介】
鹿嶋に“非日常”を。都内で人気の「Espresso D Works」が鹿嶋に上陸
コロナ禍でのオープン秘話と、全員で支え合う“助け合い”の日常

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私の就活 創業ストーリー TOPインタビュー
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投稿日: 2026.01.15

茨城県鹿嶋市のスタイリッシュなベーカリーカフェ「Espresso D Works(エスプレッソ ディー ワークス)」。都内で圧倒的な人気を誇るブランドのフランチャイズ1号店として知られるこの店には、オープンまでの知られざる苦労と、社長が守り抜きたかった「ある想い」がありました。学生ライターの鈴木が、株式会社Plus One社長の久保氏にインタビューをさせていただきました。


10年来の片思い。一週間で決めた「運命の物件」


鈴木:まずは、この場所に「Espresso D Works(以下、EDW)」をオープンさせた経緯から教えてください。

久保氏:実はあそこの場所は、10年以上前から「いつかここで何かやりたい」と狙っていた場所だったんです。スタッフにもずっと言い続けていました。そうしたら2020年の年明けに、偶然空きが出ました。いろいろな人から「あそこ空いたよ!」と電話がかかってきて、もう一週間で契約を決めました。


鈴木:10年越しの想いが形になったんですね。でも、最初からEDWをやると決めていたわけではないとか?

久保氏:そうなんです。物件は押さえたものの、何をやるか決まっていなかったです(笑)。ただ、都内のEDWには客として何度も通っていて、「こんなカフェが鹿嶋にあったらいいな」という憧れはありました。そんな時、共通の知人の縁で本部の社長さんと繋がったんです。


鈴木:当時、EDWはフランチャイズ展開をしていませんでしたよね。

久保氏:はい。「プロデュースしてほしい」とお願いしに行ったら、「やっていないんです」と断られまして。でも、話しているうちに「それならEDWのフランチャイズになっちゃいますね」という話になり、なんと1号店としてやらせていただけることになりました。まさに運命的な巡り合わせでした。


コロナ禍の決断と覚悟


鈴木:順風満帆に見えますが、オープン直前はまさにコロナ禍の真っ只中でした。

久保氏:2020年4月、緊急事態宣言が出て、うちの全店舗を休業にしました。給料は100%保証して全員休ませましたが、毎月数百万円単位でお金が消えていく。そんな中でEDWへの莫大な投資を判断しなければなりませんでした。


鈴木:冷静に考えれば、撤退という選択肢もあったはずです。

久保氏:悩みました。でも、当時閉めることが決まっていた別店舗のスタッフたちの顔が浮かんだんです。EDWをやらないとなれば、スタッフたちの働く場所がなくなってしまう。「人を大事にする」と言い続けてきたのに、ここでスタッフたちを路頭に迷わせたら、自分の中の大事な何かを失ってしまう気がしたんです。

「もし失敗しても、俺が自己破産すればいいだけだ。死ぬわけじゃない」 、そう腹をくくって、ゴールデンウィーク明けに「やります」と返事をしました。最後は、みんなで一緒に進んでから倒れよう、という一発勝負でしたね 。


鹿嶋に「都内」という非日常を


鈴木:そうした覚悟を経て2021年1月にオープン。EDWのコンセプトを教えてください。

久保氏:コンセプトは「美味しい料理とドリンクを提供するハイクオリティなカフェ」です。一番の強みは、都内のおしゃれな空間とクオリティがそのまま鹿嶋にあるということ。パンも一から手作りしています。


鈴木: お客様からはどんな反響がありますか?

久保氏: 「鹿嶋っぽくない」「都内に来たみたい」と言っていただけるのが一番嬉しいですね。大学生の子が土日に「ちょっといい時間を過ごしたい」と来てくれたり、非日常を楽しんでもらえる場所。気持ちが上がる空間を提供できている自負はあります。

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「お大事に」が飛び交う、優しさが循環する職場


鈴木:働く環境についても伺いたいのですが、EDWにはどんなカルチャーがありますか?

久保氏:今は組織の土台を作り直している過渡期ではありますが、根底にあるのは「助け合い」です。うちは女性やママさんも多いので、お子さんの急な熱などで休みが必要になることは日常茶飯事です。


鈴木:飲食店だと、急な休みは肩身が狭いイメージもありますが...。

久保氏:うちは違います。社内SNSで「代わりに出るよ!」「お大事にね」という言葉が自然に飛び交います。二週間誰も休まないなんてことはほぼないですから(笑)。お互い様というスタンスが浸透しているのは自慢ですね。


鈴木:それは安心ですね!未経験からでも挑戦できるのでしょうか?

久保氏:もちろんです!むしろ今のスタッフも未経験ばかりでした。オンライン研修や店長会議への参加などの、本部の手厚い教育プログラムが整っているので、働きながら自然とスキルアップできます 。


求めるのは、スキルよりも「楽しくしようとする心」


鈴木:最後に、これから一緒に働く未来の仲間へメッセージをお願いします。

久保氏:「明るく前向き」...。言葉にすると無難ですが、これが一番大切です。仕事が楽しいかどうかは、環境が3割、自分が7割だと思っています。「楽しい場所に行きたい」というよりは、「自分で楽しくしよう」と思える方と一緒に働きたいですね。


鈴木:少し「ハードルが高い」と感じている求職者の方もいるようですが。

久保氏:全然そんなことないですよ!「おしゃれなカフェで働いてみたい」「誰かを笑顔にするのが好き」という純粋な憧れで十分です。気軽に応募して、まずは一度お話しできれば嬉しいです。


インタビューを終えて


インタビューを通じて感じたのは、久保社長の「場」と「人」に対する異常なまでの誠実さです。「イバキャリ」としても、こうした想いのある企業を一人でも多くの若者に届けていきたいと強く思いました。

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